MTの略は、マニュアル・トランスミッション
ATの略は、オートマ・トランスミッション
と呼ばれます。
どちらもミッションという文字がつくのに
なぜマニュアル車のみミッションと呼ばれるのか?その理由について
調査しました。
参考文献:Youtuber「チャイガレージ」さん
説1:和製英語としてミッションが定着した説
トランスミッションがまだMTしかなかった時代は、
呼び方を区別する必要がなかったのでミッションと呼ばれていました。
そんな中でAT車が登場すると
マニュアルトランスミッションとオートマトランスミッションに
分けて呼ぶ必要性が出て来ることになります。
しかし、昔から呼ばれていて親しみを持たれていた呼び名だけが残り
後から追加されたATをオートマと呼び
マニュアル車は昔の名残でそのままミッションと読んだという説です。
説2:かつてのバイク乗りの文化から受け継がれた説
バイク乗りの間ではミッションという言葉が使われていたそうです。
というのも、
昔はスクーターみたいに変速機のついていないものか
トランスミッションがのっているものかで分けていたのでその名残で
トランスミッションののっている車をミッションと呼んだ説。
ミッションと呼ぶのは地域限定なのか?
チャイガレージさんのYoutube動画引用
チャイガレージさんの総勢866名によるアンケート結果によると、
関東では、マニュアルが53%
ミッションが5%
関西では、マニュアルが20%
ミッションが21%
という結果が出ています。
また、関西の教習場のホームページでは、MT(ミッション)というように
表記をされていたりと
マニュアルをミッションと呼ぶ習慣は
関西限定ではないにしても、
関東よりも関西を中心とした習慣であることが見て取れます。
どうやら、ミッションという呼び方は、
関東よりも関西の方で使われていることが多いようです。
そこで説3です。
説3:関西人は会話が通じればオッケーとしてる説
関西人は会話を適当に済ませるところがあるので
ミッションで通じるならそれでいいやという節があるそうです。
それが、如実に表れているのが関西の方が
会話の最後につける「知らんけど」とつけることってありますよね。
そんな感じでノリで使っている説です。
さらに特殊な読み方も?!
AT =2ペダル、ノークラ、トルコン
MT=ギア車、かき回し、棒ギア、だるま
というのもあるそうです。もしかしたら年代や地域差があるのかもしれませんね。